しょっぱなから夢オチに続く夢オチで気持ちがいきなりダレても、1作目より磨きのかかったマイケルのナイフさばきに思わずウットリ♡な作品。
前作より1年後の話。
事件の後遺症(主に悪夢)に悩まされながらも友人達とそれなりに楽しく暮らしていたローリーの元にお約束通りこの世に蘇ったお兄様のマイケルが現れ、それはそれは執拗にローリーを追いかけまわします。
ただ今回はですね、マイケル自身の意思で…と言うのとは少し違って、何故か白馬を連れた母親の幻覚がマイケルにあーだこーだと指示?を入れてくるんですよ!
1作目で殺人を犯した我が子でも見捨てず目一杯の愛情を注いだ良き母親だっただけに今回のマイケルを誘導するような設定がどうにも受け入れ難くて辛い所でもありました。
がしかし、それでもローリーに辿り着くまでの寄り道で魅せてくれたマイケルの腕力とナイフに込められた狂気が光る素晴らしい暴力行為は流石ですね、と言うよりなかったです(*´艸`)
“白馬と母親”の幻覚は今作のラストに欠かせないアイテムだったようですが、私個人的には正直な所なんだかなぁーと思うのですが、ローリーの心情を思うと納得のラストなのかもしれませんねぇ。。。