ゾンビロック、続ハロウィン
2009年作品、製作総指揮ワインスタイン兄弟。製作、脚本、音楽監修、監督ロブゾンビ。
ジョンカーペンター監督「ハロウィン」リメイク第二弾。
ジョンカーペンターが作り出した殺人犯ヒーロー、ブギーマン。
「13日の金曜日」のジェイソン
「エルム街の悪夢」のフレディ
そして本作のブギーマン、無口、純な残忍性、灰色のマスク。
そんなリメイク第二弾をロブゾンビがはやくも完成させたということでびっくり!
「ハヤっ」と思いました。
第一弾のリメイクは、大好き!大きな前作愛に満ちたブギーマンシェイキングなぶち当たりスラッシャーに満足!そして本作ブギーマンが、大きく手を挙げたジャケットに大きな期待と不安を抱きつつ鑑賞となりました。
本来のロブゾンビに戻した感じです。
「俺の持ち味にブギーマンを滑り込ませたぜぇー」とロブが言っる感じに見えます。
どうやらレビューを読みますとアメリカでは大コケしたとか、公開延期とか、。
リメイク愛もわずかな感じでした。
得意のロブゾンビ本来のロック、ヘビメタチックなキャラクター、舞台、衣装が次々登場。
「むむむ!ロブゾンビの味が出てきたぁぞ」と。ロブが魅せるゾンビロックなハロウィン、ブギーマンスタイルを感じます。
前作の愛という名の「縛り」から開放されたかのようにも見えます。俺の(ロブゾンビの)「ス」、、こんなだから見たいな、、。
殺人シーンもかなり、ネチっこくて執拗だぞーと!いいかんじだったんです、、。
結構しつこナンデ女性ファンは、かなり覚悟です、かなり生理的にきます。
ですが、私が???いただけなかったのは、あの馬のイメージですね!
あんだけ狂暴化してんのに、その柔らかい柔軟剤のイメージがものすごい不均衡に感じたんです。動機付けもいらないだろうって感じ、。
そこが話をややこしくしたり、テンポ悪くしたように思います。
マルコムマクダウェルのハイソなだめ博士ぶりは、良かったんですよね、なんか皮肉たっぷりで。
ロックのイメージやエロチックな半裸ガールとかどこか「マーダーライトショー」やロブゾンビの愛好ロック音楽もよい感じにでるんですが、なんかブギーマンをそのまま凶暴にしておいて欲しかったです!
本来のロブゾンビファンは、おそらく楽しめます。
ロブゾンビ本来の純ロックでしつこいブギーマンの続編!
ゾンビロックな続ハロウィン、是非。
追伸
救急車のくだりは、思わず爆笑。
いちお、スチュアートローゼンバーグ監督「ハロウィン2」をリスペクトした演出になっていたんですが、思わずその顛末に(苦笑)