アメリカで起きた冤罪事件であるイタリア人移民のサッコ・ヴァンゼッティ事件を描いた法廷劇。
社会情勢等の時代に翻弄されたとも言えるが、正義とは何か、主義思想を持つことは罪なのか、そもそも人が人を裁く時に人は公正でいられるのか、三権分立などについて考えさせられるし、
何なら時間から100年経っても世界はあまり変わっていないのではと思わされる重たい良作。
鑑賞後に調べたら、50年後に行政は冤罪を認めたが司法側は未だに認めておらず、アメリカの汚点と言われているとのこと。
イタリア映画の英語版 4Kリマスター。
モリコーネ音楽特集と銘打たれていたけれど、モリコーネというよりジョーン・バエズ。
おまけ
予告でハリス・ディキンソン(声だけでわかる。声が良い)