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コーカサスの虜のmamのネタバレレビュー・内容・結末

コーカサスの虜(1996年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

チェチェン紛争の時代背景なのでもっと重い戦争映画なのかと思ったけど、思いのほか見やすかった。

コーカサスで捕虜となったロシア兵サーシャとワーニャ。上官のサーシャは威張っいて嫌な感じだったけれど次第にワーニャと心を通わせるように。
捕らえた家族やジーナとも次第に仲良くなっていき、心では思いあっているのに戦争・国・人種によって打ち解けることはできないのだなぁ...。
戦争って殺し合いって、無意味だよなぁとしみじみ感じる作品でした。
ワーニャの最後のロシアのヘリを、行くなと呼び止める姿に胸をうたれた。

なんだかグイグイひきこまれる作品。観てよかった。
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