土偶

コーカサスの虜の土偶のレビュー・感想・評価

コーカサスの虜(1996年製作の映画)
4.3
文字や宗教だけでなく主権もロシアから脱しようと独立を目指したチェチェン紛争を背景にロシア版フルメタル・ジャケットか??と思わせる冒頭から一転、初戦で捕虜になったロシア新兵と下士官そして彼らを監視する家族や娘との交流の物語が担々と続く。
個人のレベルで交流と好意が生まれた相手が含まれる国家の枠組みに対して抱いていたはずの敵意や憎しみを持ち続けるのはとても難しい。
NATOに加盟して脱ロシア化を図ろうとするウクライナに対してロシアが侵攻を始めた情勢の中見る映画にしてはタイムリーすぎる。
そういえば第二次チェチェン紛争で侵攻したのも、今ウクライナに侵攻しているのもプー
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