ハル

コーカサスの虜のハルのレビュー・感想・評価

コーカサスの虜(1996年製作の映画)
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ストーリー構造が良かった。シリアスなシーンもあり、人の優しさもある。オチも、スッキリする。捕虜交換時、母親を気遣うような指揮官の台詞が、一貫して冷酷なこと。敵と味方、という、立場から出る台詞は、人間のものに思えず、まさに社会のもの、国家のものに思える。霊が出てくるなどの、ゆるさもありながら、現実を描いている。必要なものが、揃っていた。

兵役の強制ついて、考えさせられる。
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