トルストイの原作は未読です。
コーカサス地方とは黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈周辺をいい、
南コーカサス(山脈以南)が、アゼルバイジャン、アルメニア、グルジアなど
ロシアから独立した国家か…
セルゲイ・ボドロフ監督作。
ロシア極東部ハバロフスク出身の映画作家:セルゲイ・ボドロフが、ロシアの文豪トルストイによる1872年発表の同名小説を現代のチェチェン紛争に舞台を置き換えて翻案映画化した…
ロシアの反戦映画
トルストイ原作を第一次チェチェン紛争に置き換えた作品。ウクライナとの戦争とも重なる。チェチェン独立武装派の捕虜となったロシア兵がチェチェンの人びととの交流を…
今更すぎますが…
撮影場所のダゲスタンは、
ロシア人旅人の国内おすすめスポット集のような動画で
数ヶ月前に知った。
動画では、
不安定なネット接続環境と圧倒的な自然が
「世界の端っこ」にいるような…
文字や宗教だけでなく主権もロシアから脱しようと独立を目指したチェチェン紛争を背景にロシア版フルメタル・ジャケットか??と思わせる冒頭から一転、初戦で捕虜になったロシア新兵と下士官そして彼らを監視する…
>>続きを読むトルストイの小説を90年代のチェチェン紛争に置き換えた美しく哀しい物語
コーカサス地方が好きで観た映画。三作品目です。
舞台はコーカサス山脈の北側に位置する山村。石造りの家々や民族衣装が異国情緒豊…
このレビューはネタバレを含みます
チェチェン紛争の時代背景なのでもっと重い戦争映画なのかと思ったけど、思いのほか見やすかった。
コーカサスで捕虜となったロシア兵サーシャとワーニャ。上官のサーシャは威張っいて嫌な感じだったけれど次第…
「コーカサスの虜」
冒頭、チェチェン紛争下のロシア。ロシア軍に徴兵されたワーニャ、ロシア軍駐屯地に派遣された若き兵士、人質交換、ゴツゴツとした荒涼の地、銃撃戦、娘、足枷、納屋、替玉、ヘリコプター、…
トルストイが著した短編小説「コーカサスの囚人」を、第一次チェチェン戦争(1994-1996年)に置き換えた戦争もの。
捕虜側と捕らえている側の交流がメイン。
原作が盤石なぶん、ドラマに力を注いでる。…
爺さんは、彼女に「殺めないで」と言われる前からワーニャを生かす意思があったんだろうか。
劇中に流れたロシア軍歌「青いプラトーク」「スラヴ娘の別れ」「満州の丘に(立ち)て」。「音楽なしで戦争なんてや…
(C)Caravan JSC/BG Productions 1996