mh

スパイのmhのレビュー・感想・評価

スパイ(2008年製作の映画)
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「自殺への契約書(1958)」のリメイクでフランスのテレビ映画。
原題は「Marie-Octobre」でジャック・ロベールによる同タイトルの原作がある。
ヴィシーフランス・パリで活動していたレジスタンスが十年後(アルジェリア戦争の最中)集まって同窓会みたいなことやってたらWW2当時の裏切者探しがはじまるというワンシチュエーション会話劇でまるで舞台演劇かのよう。
構成が似てる「十二人の怒れる男たち」はテレビドラマ版が1954年で映画版が1957年とのことなので、影響を受けてると捉えるべきかな。
めちゃくちゃとがった内容・構成なので、クライマックスで回想シーンが挟まってくるようになったのがちょっと残念だった。なくてもよかったのでは?
リメイクもとはどう処理していたのかきになるところ。
Amazonprimeでちょいちょい見かけるあの気味の悪いフォントなんだろうね。
リメイク元である「自殺への契約書」のほうに、リメイク作であるこれの感想が書き込まれてる。リメイク元は現在、視聴は無理そう。
フィルマークスに情報登録を催促した映画でした。最近、すぐに反映してくれますね。いつもお世話になっております。
面白かった。
mh

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