「棺桶を用意しとけ」フリとオチがきまりまくるマカロニ・ウェスタンの元祖。西部劇というジャンルとはまた違うアウトローの良さ。イーストウッドを含め、激渋男の浪漫が詰まってる。目の鋭さだけで「映画」を観てる体感Max。
またまたモリコーネが奏でる音楽によって、耳に情景がこびりつく。と思えば、鳴り響く銃声と殴打音の高さ大きさが耳の鼓膜を破りそうで怖い。良い緊張感の連続。
中立的立場として敵対勢力同士を掻き乱すこの展開が面白い。なんか色々すったもんだあるから見応えあるしラストすっきりする。ぶれない腰撃ちもかっこいい。
何より世代なのであろう叔父様たちの拍手があって終えたのが何とも微笑ましかった。
ドル3部作、このまま追わなければ。
