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94歳のゲイのtakehiのネタバレレビュー・内容・結末

94歳のゲイ(2024年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

東京はポレポレ東中野で「94歳のゲイ」の長谷忠さんの初日舞台挨拶が実現していたのですね、それも大好きなゲイ友のボーン氏と!
(ネット記事より)
「ありがとう以上のことやね。これからもね、元気でね、(みなさん)長生きするんやで」
このメッセージに感動しない観客はいないでしょう!!

その昔ゲイは治療可能な精神疾患と言われていた、、映画は自身がゲイであることを隠し続けた長谷忠さんの孤独な人生、出会いと別れ、ゲイ文化の歴史を写し出すドキュメンタリー映画です。
(日本初同性愛専門雑誌薔薇族の登場で救われた人々が沢山いたことに感動、雑誌を万引きしたことがきっかけでゲイであることがバレて自死した少年のエピソードの悲劇と衝撃!涙)

大切なのはそんな生きづらい人生でも耐え忍び続けサバイブすること、思いを詩に表現してその昔新人賞を取り表彰されたり、、現在でも路上で焚き出しをパクパクと口に運ぶ姿、スーパーで牛乳と黒糖の黒アメを大量に買い物カゴに放り込み、まとめ買いする長谷さんに生命力の強さを感じました。
いつの間にか長谷さんの苦難な人生に面倒な自分の人生を重ねて観てしまい、考えさせられました。
辛い人生それでも、生きていれば、、良いことが起きるもんだね。
希望を捨ててはいけない!!

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