94歳のゲイの男性が主人公。
今まで男性との性交渉なし、もちろん、交際もない。
都会の片隅でこっそり暮らしていた年配のゲイを関西のテレビ局の丹念な取材をまとめたドキュメンタリーに、放映後に起こったエピソードを加えた映画版。
大阪の西成区のあいりん地区で暮らす主人公の日常はかなり重ため。
若い頃に評価された詩人としての才能は埋もれてしまったのか、タイミングが悪かったのかわからないけど、この映画化で出版されて欲しいし、94歳でようやく見つけたゲイ友と一緒に暮らせるようになるといいなぁ。
テレビ版にはなかった辛いシーンは本当に残念というしかないくらい。
せやかて、本作の映倫指定がPG12+って理由がショボい。
ゲイショップで売られていた性的な遊具が映り込んでいたってだけ。
映倫の指摘はなんだかな。