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イカとクジラのnitaのレビュー・感想・評価

イカとクジラ(2005年製作の映画)
2.9
何歳になっても生きていくのは大変なんだなと思う。
壊れかけた家族だけど、家族なんていつも壊れかけなのかも。1番大事な時に、そばにいてくれたらそれでいい。あとは、いつも心にいればいい。
親に言ったら怒られそうなことでも、子どもに言ったらあきれられそうなことでも、
この家族は平気で言い合っているから面白いな。子どももネコも母親と父親の家を行ったりきたりする。子どもに対する親の役割がなんだか定まらないのだが、ネコは決まっていました。エサをあげるのはお母さん、逃亡した時の居場所を知っているのはお父さん。
イカはダイオウイカなんだな。
うんざりするような場面が多いけど、
最後はなんだか不思議な心地よさがあります。
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