無用途人間

イカとクジラの無用途人間のネタバレレビュー・内容・結末

イカとクジラ(2005年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

両親の離婚は、未成年の子供たちにはどうすることもできず。
決められた曜日に決められた方の親と過ごすことしかできない。
別の曜日に会いに行こうものなら「今日はパパの日でしょ」と門前払いを食らい、しかもそのまま恋人とどこかへ出掛けてしまう。
思春期の多感な時期にそんなことがあったら、誰でも荒れてしまうと思う…。

物語ラストシーン、父への盲信が解けた兄の様子から解放感と空虚感を感じてなんとも言えない気持ちになる。