引き続き、三木聡監督。
アレ、これ観たことあるような無いような。既視感あるけど、診察室はもっと狭くナースも違うし。原作読んだ時の脳内劇場？原作はかなり映像的だったからね〜と思ったら、阿部寛のドラマ版の『空中ブランコ』でした。こちらの映画版のキャストはいつもの三木監督ファミリーですね。
市川実和子のお悩みはよく分かります。外出中ずっと気になって気になって。この強迫神経症とか田辺誠一のプール依存症はなんとかなりそうだけど、オダギリジョーのアレはね〜。抑圧された心があんな事を引き起こすとは。人体の神秘だわ。オダギリジョーずっとパンツおろしていてかわいそうだった。
でも結局、几帳面過ぎたり自己欺瞞してたりする人たちのストレスからくる歪みや、しわ寄せなんだねぇ。伊良部先生はメチャクチャだけど彼と接触する事が結局は治療になって行くのかどうなのか。あんな人が、キモい松尾スズキが、実は深い洞察力を持った有能な医師だとか腹立つわぁ。
人はもっと自由に生きていい。座右の銘は『適当』です。
