サミー

渇愛の果て、のサミーのレビュー・感想・評価

渇愛の果て、(2023年製作の映画)
3.0
チネマットさんのオンライン試写会にて、鑑賞をさせていただきました。
ありがとうございます。

「作りと感想」
本作は、メジャー大作ではありません。ですので、そのような映画しかご鑑賞にならない方には、少々厳しいものは感じると思います。
しかしながら、ぜひとも見ていただきたいな、と感じる作品です。
メジャー大作に限らずではなく何でもご鑑賞になられる方・インディペンデント映画をお好みになられている方や、映画を勉強なさっている方には、ぜひにともと、お勧めいたします。
必ずや心に残る、意欲作です。


本作は、この日本で生きていら生きていく上で、現在直面している、またこれからも直面するであろう出来事の一つを描いています。問題提起がなされています。
これは私たちが、生き物であり、人生があるからです。
それに対して、ベストな解決法を見つける事は非常に困難です。おそらく見つからないのではないでしょうか。
「しかしながら」かつ「であるからこそ」、この出来事や問題について、私たちは考えなければならないのです。これは課題です。
それを眼にすることが出来る映画です。

私個人としましても、このような事は人生で重要視すべきものだととらえています。



本作は、製作者の方たちの気持ちがこもった映画です。
気持ちというものは、形として・物質としては手に取ることができない曖昧なものではありますが、不思議なもので、ひと目見るとすぐにわかります。
心から、素晴らしいと感じています。

出来としましては、正直なところ、超一流所にはまだ及びませんが、気持ちと言うものを持って、これからも続けるならば、いつか必ずや追いつくことができるでしょう。
頑張っていただきたいです。

#渇愛の果て、
#チネマット試写会
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