明るくコミカルなで爽やか🍃
そんな群像劇からとても重いテーマ
人間が産まれる
そのとても大きな事はあたりまえのようでいて皆が同じじゃない
待ち望んだ待望の赤ちゃんがこの夫婦には抱えきれない程の事実を2人に運ぶ
この作品のタイトルについた「、」句読点の意味がラストに解った。
何故自分達に?
考える事が一度に押し寄せ
出来る理解、受け入れなければいけない事実といきなりの選択。
生まれついての障害を持つ新生児は20人に1人との事。
この子供の両親は2人なので実は高い確率でこのような家庭があり、その家族がいるという事だ。
母親の友人達が開いたパーティーでの叫びは当事者でなければわからないだろう。
そしてその場に居る者全てにそれぞれの思いがあり、やはり同じじゃない。
簡単な言葉を出せない人ほど相手を思いやれる人間ではないのか?
そして自らの言えなかった事を吐き出すこと、受け止められなくてもそこに居てあげる事。
強さとは優しさ
この夫婦の成長譚が見事に描かれていた。