ティアメイカーのまるのネタバレレビュー・内容・結末

ネタバレ含む感想。(途中から真面目に観てないので間違ったこと言ってるかも…)

･裁判のシーンでニカが発言したあと急に走り出してリジェルのもとへ行き、勝ったよと言っていたシーン。イタリアの裁判制度を知らないが、まだ判決も出てないのに何故勝ったと言えるのか分からない。また、発言だけでどうにかなるものなのか？もちろんそれなりに物的証拠は揃っているんだろうが、その部分が全く触れられていないからニカの語りだけで解決してるようにしか見えない。

･そもそもリジェルがなんでニカを好きになったのかが分からない。子供の頃から好きだと言っていたが、ニカが1番虐待を受けていたという情報しか分からず(動物の世話をしているらしいが、孤児院でそれが分かるシーンが無いため動物が好きかどうかはその時点ではよく分からない)彼女のどこに惹かれたのかが分からないから、見てる側としては2人の恋愛模様に興味が持てない。むしろリジェルの恋敵の方がニカを好きになった経緯が比較的明確だと思う。まぁ恋敵がニカを好きになったのと同じ理由で好きになったんだろうなと思えばいいんだろう。

縁組先の両親の実子の死因についても何も分からないし、なんか全体的にふわふわした映画だった。途中途中でニカの心語りが入るから体験談を大雑把なダイジェストで聞かされてる感じ。私が細かいだけかもしれないけど、気になる部分が全く分からず進んでいく。そういえば友達の恋愛はどうなったの？メイン2人の結末よりそっちの方か気になるわ。設定作るならちゃんと回収して欲しい。