映画館にて鑑賞(4Kレストア版の先行上映)。
アフリカのジブチ(元フランスの植民地)に駐留するフランス軍の外人部隊を描く。
主人公は上官に対する強すぎる尊敬(愛情?)の念から、器用な振舞い等で気に…
この日はシネマヴェーラで蓮實重彦のドン・シーゲルの傑作『燃える平原児』のトークショーを聴いた後、前日に行われた横浜シネマリンでのクレール・ドゥニ監督のマスター・クラスに参加したのだが、ここ数年新宿…
>>続きを読むル・シネマの先行上映&クレール・ドゥニ監督来日トークイベントで鑑賞。
仏マルセイユ、かつてアフリカのジブチで外人部隊の上級曹長だったガルーは、その頃のことを回想する。
暑く乾いた厳しい生活環境であり…
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訓練、洗濯をすること、アイロンをかけること、フランス語が充分に話せない相手へ言葉を教えること(同じように唇を動かすこと)。クラブでのナンパよりも、模倣を繰り返して息が揃っていってしまうこれらの装置の…
>>続きを読む女性が撮る男性の肉体。筋肉隆々で力強さや性を感じるというより、弱さや儚さを感じた。ドニ・ラヴァンって唯一無二の存在感を持った魅力的な俳優さんだよなあ。主に描かれる感情は嫉妬や独占欲みたいな毒っ気が強…
>>続きを読む訓練、夜遊び、アイロンがけ。訓練、夜遊び、アイロンがけ…。同じ日々の繰り返し。
社会生活に馴染まず軍隊生活こそが生きやすいアイロンをかけたシャツのように折り目正しいドニ・ラヴァンの厳しさ。ラヴァンは…
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アフリカのジブチに駐留する、フランスの外国人部隊の曹長を務めるガルーが主人公。
暗い過去があっても入ることの出来る外国人部隊により、新しいチャンスを得ることが出来る。家族のいなかった彼らはそこで新…
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どんどん積み重ねられて行って、ラストのカタルシス的ダンス。
あのダンスが無くても作品は成立するし、素晴らしい物であるがあのシーンがさらにそれをとんでもないものとする。
動き所作、ミニマルにモンタージ…
個人的には“男性の筋肉”にほとんど興味ないから、正直そんなにハマらなかったけど、ラストのダンスシーンにはしっかり魅了された。おまけ程度でしかないのに本編と並ぶ(いや、それ以上かも)印象深さ。
軍隊…
© LA SEPT ARTE – TANAIS COM – SM FILMS – 1998