現地のディスコでの映像から始まり、ジブチの海沿いに生活する外国人兵の訓練。ドニ・ラヴァンだけ特によく知ってるのに、ドニ・ラヴァンは知らなくても一番見分けつく相貌なので、サンタンことグレゴワール・コラ…
>>続きを読む大島渚の『御法度』やフィンチャーの『ファイト・クラブ』のことなんかも思い出しながら観てた。武力的なマチズモの集団、そのなかで一人の美しき男に対する嫉妬や羨望が入り交じった複雑な感情、自縄自縛にも近い…
>>続きを読む男性監督と男性撮影監督によって女性のフィールドにいる女性の身体を撮るというのは散々見てきたけど、まさにそれの逆をやっていた。というよりそれ以上のことをやっている。本作の撮影監督は女性のアニエス・ゴダ…
>>続きを読む仏軍外国人部隊で曹長を勤めるガルーの元に現れた美しき新兵サンタン、自身の存在を脅かすサンタンに向けられた嫉妬と羨望。
躍動する男たちの肉体美、日々の訓練や生活といった営み、所作、そのひとつひとつに…
上映後のQ&Aで、所詮は無意味でしかない訓練中とかの所作の美それ自体を美しいとは思いたくないけれど最後のドニラヴァンのダンスでやっと美しき仕事とはなんなのかその意味を分かったような気がしたみたいなこ…
>>続きを読むジブチの美しい風景と同居する終末感。
ドニラヴァンの脈打つ上腕筋とラストのダンスだけでも見る価値あり。あまりにもドニラヴァンすぎるが、ドニラヴァンだからしょうがない。
荘厳なオペラの奏と呼応する美し…
"後悔から自由は始まる"
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クレール・ドゥニ監督登壇イベント付先行上映で観た。
鍛えた肉体の躍動、訓練された無駄のない動きを群舞として捉え、洗練された所作の中に美を見い出す視点は興味深い。…
こんなに美しくて純粋な映画観たことが無い。
兵士達の筋肉、汗、肌、血管、躍動する肉体と広がる海。踊ることの悦びを感じたし、まるで身体への賛歌。ジブチの景色は夢にすら出てこない程に美しく忘れられない。…
ハーマン・メルビル「ビリー・バッド」を元にドニ・ラヴァンのために脚本を書いた監督
アリフレックスカメラ35㎜で表情を丁寧に撮影
監督が育ち見てきた美しき異邦人を描いた アフリカのジブチに駐留してい…
© LA SEPT ARTE – TANAIS COM – SM FILMS – 1998