このレビューはネタバレを含みます
ノーランらしい時系列入れ替え。
髪の長さや服など登場人物の変化で時系列を認識
このくらいシンプルでわかるのが好き。
現実でやろうと思えばできるし、
やられる可能性も全然あるという怖さ。
主人公の部屋にはシャイニングの名場面の
ポストカードサイズが数枚飾られていたり、
他にも写真やなんだかんだ。
間抜け版
007のダニエルクレイグにも見えるし
カールアーバンにも見える。
男が女性にビンタはあんまり見ない。
屋上で殴り合うシーンも、今のアクションみたいに効果音がなく、鈍い音さえない。
現代の映画に慣れてるから違和感はあったけど、それが実際なのかも
フィルムノワール風。1940-50年代の犯罪映画
自分はこれ系が好みなようです。
主要登場人物は3人で、警官とハゲ入れて5人のみ。ここに出てる俳優、出演作これだけ。
ビルの最初の間抜けぶりから、一仕事終えてから女性をつけて、接触したり、原稿も書けるようになり、無職の何もできなかった男が積極的になっていく様子がいい。(しかし時系列がぐちゃぐちゃなのであからさまに感じない)
「人は当たり前のものが失われてそれのありがたみに気づく」名言すぎる。
映画館を出てからは、何度か後ろを振り返りたくなること間違いなし。