オッペンハイマー観たその日にはしごする贅沢。
秀逸な脚本の構成。
時系列バラバラだが、主人公の見た目がわかりやすく変化しているので、ずっと観ていたらわかる。
ノーランの作品はずっと観ていたらわかるようにつくられていると思う。
自分が深くまで観ていないだけかもしれないが。
今のノーラン作品の方が好きだけど、これもこれで好き。
格好いい終わり方。
センス爆弾。
今のノーラン作品は感情的というか、感情を大事にしているというか、感情まで揺り動かされるけど、フォロウィングはそこまでではない。
主人公の状況を第三者目線で見ているのに、主人公と同じ瞬間に全ての事実に気づく。
最後まで楽しませることに余念がなくて、無駄がない。
70分と短く感じない。
時系列順の構成ではあっさり終わってたろうし、面白味がない。
映画は席に着けば逃げ場はない。
観始めたら、最後まで観る。
だから考えながら観させたっていい。
