クリストファー・ノーランのデビュー作が劇場で見られるとは。
新宿武蔵野館に感謝。
「オッペンハイマー」のアカデミー作品賞のおかげかな。
超低予算映画であることは、白黒だったりカメラワークだったりとなんとなく予想はつくが、わずか6000ドルとは…
それでいてミステリーとしてこれほど高いクォリティに仕上げるクリストファー・ノーランは間違いなく天才。
そして始まった瞬間、誰もが置いていかれないように精神を集中させて、ストーリーに入り込む。
これもノーラン作品の凄さではないだろうか。
オリジナル、特典映像の時系列順、そして今回で3回目の鑑賞であったが、やはり最後はその結末に唸ってしまう。
ここからメメントやダンケルク、TENETといった名作に繋がっていくと考えると非常に感慨深い。