クリストファー・ノーラン監督初長編作品
作家志望のビルは創作のヒントを得るため、街で見かけた人物を尾行するのが趣味のようだ...
あらすじは割愛して感じたことを書こうと思います
練りに練られた脚本は無駄なシーンが一切なく、全てが計算尽くされた完璧な作品だと思いました
まるで寄せ木細工のような精巧さと細部にまで拘った美しさを兼ね備えた作品
モノクロの映像がインテリアや調度品の美しさを一層引き立て、何気ないガラクタさえも完璧に配置されているかのようなセンスを感じます
ノーラン監督はこの頃から重苦しく響き渡る劇伴がお好みだったようですね
時間軸がバラバラな上に畳み掛けるような息を飲む展開
頭をフル回転させ必死で付いていった先のラストにはぐうの音も出ませんでした
はぁ、お見事...
今作にこれほどまで引き付けれた私はノーラン作品のFollowing になってしまったようです
