2024/5/8 鑑賞。
これ、ネタバレになるようなことではないと思いますが、謎はまったく明らかにはなりません。「トワイライト・ゾーン」的な説明もなし、です。なぜか起きた不思議な事件、と連鎖的に起きた悲劇のものがたり、ですね。なので、"アッと驚く真相"とか"意外な結末"などを期待して見ると違います。
少女たちの描き方なんかソフィア・コッポラっぽい。なんかふわふわと不穏なままに美しい画面で進んでいくんですよね。アートっぽい映画という受け取り方もあるだろうし、不思議な雰囲気のホラーっていう受け取り方もあるかなぁ。ポーを原作にした少女漫画、的な。
私は面白く見ました。
創元推理文庫で原作が今も出てるんですね。こちらも面白そう。どうしても何らかの結末をつけたい人は、こちらの文庫の解説に、作者が最初にどんな結末を考えていたかの概略が載っているので、見てみるといいかもです。
