抹茶マラカス

幕末太陽傳の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

幕末太陽傳(1957年製作の映画)
4.2
品川の相模屋に投宿するフランキー堺。いろんな客やいろんな遊女がいる中で、いやこの男口八丁で無一文なのに投宿し続ける。中盤でそれがバレてからはそこで働いて返すことになるのだが、いやいやここでも彼の弁の立つところのおかげでトラブルをどんどん解決していく。
常に明るくコメディ役者としてのフランキー堺が抜群の光を見せていくが、その光が眩しすぎる故に時折見せる陰の部分が印象に残っていく。