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ほんとにあった怖い話
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『ほんとにあった怖い話』に投稿された感想・評価

てりり

てりりの感想・評価

4.0
小中千昭さんの実力が発覚されていて良い。
猫脳髄

猫脳髄の感想・評価

3.4
(2024.3.23 再鑑賞 ※収録作品全体で評価)

1991年から92年にかけて、JHVが製作・販売したオリジナル・ヴィデオ作品「ほんとにあった怖い話」「同 第二夜」「同 幽幻界」の3本を収録する。"Jホラー"(当時は心霊写真テイスト・ホラーなどと呼ばれている)の始祖である鶴田法男、小中千昭がそれぞれ監督、脚本としてコンビを組み、比較的自由度が高いヴィデオ作品を媒体に、後に小中理論または鶴田・小中理論と呼ばれるJホラー・カノンの実験場となった。

92年の「同 第二夜」からが本領発揮で、「夏の体育館」と「霊のうごめく家」はシリーズ中の白眉である。前者は「赤いワンピースの女」の亡霊描写に絞られる(※1)が、後者はドキュメンタリー性を強調するため、当時としては掟破りの字幕による語りを導入するとともに、「ただ立っているだけの亡霊」という、ジャック・クレイトン「回転」(1961)やジョセフ・ステファノ「シェラ・デ・コブレの幽霊」(1964)などアングロ・サクソンの亡霊表現を邦画に導入した(※2)。心霊現象をワンカットで捉えるなどの映像上の工夫もみられ、シリーズ随一の完成度である。

今や、小中理論といえば古典に属するかもしれないが、2024年現在の一部新作邦画やいわゆる心霊動画、YouTuberによる配信を瞥見すると、応用はされているが、やはりドキュメンタリー調(※3)であったり、佇む亡霊という表現はいまだ引き継がれていることがわかる。30年以上有効な表現というのもなかなかない(※4)。Jホラー演出のエポックメイキングとなった作品(※5)として、一度はみておきたい。

※1 歩き出しで、同じ側の手足を動かしている点に注目。当時、鶴田・小中らとは別グループを形成していた黒沢清にとっては大きなショックだったらしく、以降の作品に赤いワンピースの亡霊や、「回路」(2001)のスローモーションの亡霊など何度も登場する
※2 「Jホラーとは、アングロ・サクソンの亡霊映画の復古運動である」という高橋洋の発言もある
※3 監視カメラ映像やファウンド・フッテージなど、映像作品でありながらいかに作為を消して匿名性を高めるかに腐心している。次はAIが生成する亡霊か?
※4 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999)の影響も大きいだろう。怪異を「信じさせてくれる」強力な幻想産生様式である
※5 急いで付け加えれば、小中が脚本として参加した石井てるよし「邪眼霊」(1989)を忘れてはいない
記録漏れ。
Jホラー初期の傑作オムニバス。