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トナカイは殺されてのsのレビュー・感想・評価

トナカイは殺されて(2024年製作の映画)
3.2
僕が常々考えてることに、
社会が良い方向に向かうこと、と
国民の多数派の思う指針、と
経済活動の大きさ、は
いつも比例しない、あるいは反することさえあるということがあるんですけど。

民主主義を用いてる以上多数派の声を採用することを是とするのが常識とされがちですが、じゃあ少数民族を絶滅させていいのか、多数派の障害になるものは全て消し去っていいのか、害獣を絶滅させてその先は、蜂が世界からいなくなればヒトは生きられないという、世界中あらゆる場所で同じ方向性の社会問題は起こっているのだろう。

経済活動に重きを置くあまり、東京はどの街も同じような景色になりどこも同じようなチェーン店が並び、コンビニやカフェは個人店が消えてゆく。
政治を想った。

ただ、映画作品として評するなら間延びした画が多くそれがマイナスであり、遠く北欧の少数民族社会を垣間見えるのはぷらすであった。
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