明日に向かって撃てとほぼ同時期に作られているが、邦題から明日に向かっての後に日本に入ってきたのだろう。
しかし、走るのはロバート・レッドフォードでは無く、ウィリーというインディアンである。ロバート・…
1909年に起きた実話(インディアンに対する白人の偏見や差別が生んだ無益な追跡による悲劇的な事件)をもとにした西部劇。
ハリー・ロートンが書いた原作「Willie Boy: A Desert Man…
コレも一つのアメリカンニューシネマの系統か、勧善懲悪とは異質の西部劇。ネイティブ・アメリカンの青年ウィリーは恋人ローラ(K ・ロス)との結婚を認めてもらえず彼女の父親を正当防衛で殺してしまい、彼女を…
>>続きを読む観念
インディアンの青年ウィリーは、居留地に戻り恋人ローラとの結婚を決意する
しかしローラの父親に反対され、さらに父親を誤って殺してしまう
ローラと2人で逃走したウィリーは、クーパー保安官たちの大…
ねじれの渦に巻き込まれて消えていく人々がいて、それを最後に自分の目で見たレッドフォードにだけできるゆっくりと裂けていきそうな顔。彼もその渦そのものだからこそやるせない。傷を負った手に砂をかけるのはそ…
>>続きを読むBS放送録画分を鑑賞
てっきりゴリゴリの西部劇かと思ったら、実話を基にした社会派ドラマだった。
西部劇では、どうしてもインディアンは悪い対象として描かれることが古い映画の場合特に多い。
その点、今…
ごくせんみたいなタイトルだけどなかなか渋い。これまで先住民を悪者に描いてきた懺悔か風刺か。レッドフォードは追われる方じゃなくて追う方だし西部劇の割にほぼドンパチしない(これは西部劇に分類しないのかも…
>>続きを読むなかなかうまくはゆかない先住民と後発民白人。1909年に起きた実話がもとになっている。実話というだけにやるきれなさが残る。
1909年ともなるとインディアンは居留地に住むようになり、若者は外で白人…
キャサリン・ロスが自身の出演作の中で一番好きな作品として挙げていた。薄幸の先住民の娘を体当たり演技で演じた見事な快心作だった。追放から復帰したエイブラハム・ポロンスキー監督がアメリカの人種差別の闇を…
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