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劇場用再編集版 ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOPのNのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

三人(トプロ、アヤベ、オペラオー)の関係性が尊すぎる…!

トプロの沖田トレーナーとの二人三脚、周りからの応援に応えようとする姿はまさしく王道主人公。
アヤベさんの生まれる前に亡くした妹のために走ろうとする姿は危うく、オペラオーの破天荒ながらも本質を見抜く憎めなさと覇王っぷり。
三強それぞれのキャラがきちんと深掘りされていて、誰が勝っても嬉しく誰が負けても悲しい。
レースが終わる度にボロ泣きしてしまった。

一人で走ろうとする闇落ちしていくアヤベさんを見て、誰かトレーナー付いてやってくれ…と中盤まで思っていたが、ラストの菊花賞後の姿を見ていたらトレーナーなんて必要なかったんだ…と納得。
互いが互いを讃えて、ライバルとして認め励まし合う姿は見ていて最高に気持ち良い。

沖田トレーナーがめちゃくちゃ良いキャラかつ有能過ぎる。
トプロの性格を考えた上で、行き詰った時のガス抜きの為に方々に協力を依頼したり、菊花賞は自分の走りで戦いたいという本人の意思を尊重する名トレーナーっぷり。
ラストライブはしっかり後方彼氏面で腕組みしてて好き。

レース中の作画はもちろん、声優の演技も相まって劇場版クオリティといって差し支えないものだった。
OVAとして短い話数で完結するのもあってか、極力無駄が無くテンポの良い話運びなのも良かった。

2024 280
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