物語としてはこの映画はすごく面白かったし十分に満足したけど、実話と知ってる以上良かったとはあまり声を大にして言えない。。
タイトル通りというのもあって、ジェニファーの語ることは常に疑ってたし、ただ彼女の未熟な考え方だったり、ひととなりに幻滅した。一蹴りに、彼女のしたことを真っ向から否定するくらい、同情の余地もなかった。
でも、ある別の側面から描かれた物語だったらどうだっただろうと思った。彼女の両親が彼女にストレスを与えるほどの期待を抱き、彼女の人生を導くどころか支配していたとしたら、それでも私は一蹴りにできただろうかと考える。この映画では彼女が殺意を抱くほどになった原因に深く言及されていない。ダニエルとの交際を否定されたことだけが引き金になったとは限らないとも取れるんじゃないかと思った。
とは言っても、無罪を主張するんは違うねどうであれ。