イタリア映画祭にて。
映画祭ならではの映画って印象。
第二次大戦下で運命的出会いをした女性二人の物語。
イタリアの著名な小説が原作らしい。
ストーリー云々よりも二人の関係や心情の動き変遷を見守るような映画。
時代的にしんどくなるかと思ったが終始美しく、つらいこともあるにはあるがふんわりと幸せな余韻を残す。
女性二人のシーンは色々ありながらもほほえましい印象があったが、彼女たちをモデルとして絵を描く男性がやや高圧的、結局この時代は男性ありきなのか…とゲンナリしかかるが、それを乗り越え自分達の幸せに向かっていく話に見えたので良かった。
アメリアを演じたディーヴァ・カッセル、名前からしてもしや？と思ったらやはりヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチの娘だそうだ。
主演のイーレ・ヤラ・ヴィアネッロはアリーチェ・ロルヴァケル監督作「天空のからだ」で主演を務めていたあの子だそうだ。へぇー。
美しい映画だったが、単調でストーリーらしきものはあえて(？)ないようなやつで好みではなかった。
