くう

ブルーピリオドのくうのレビュー・感想・評価

ブルーピリオド(2024年製作の映画)
3.7
美大に落ちた人が仕方なく入るような大学で、ただ好きな絵を描いていた学生時代を思い出す。

思えば絵で競ったり戦ったりしたことなかったなぁ。芸術の世界は真剣になるほど大変で。

中学の時の友達が何浪も何浪もして挑んでいた芸大。吐くほど努力して入る所。

現代でも何となく大学に入るのではなく、本当にやりたいことがあって、目指すものがあって、学びたくて受験に向かう学生たち。心から応援したくなる上がる作品。


明け方の渋谷の空があんなにきれいなことを知っている、都会の子の描写が新鮮。

郷敦のクリームに近い金髪がブルーに合って、それこそ絵のように美しい。ベストキャスト。
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