ぽんずぼん

骨なし灯籠のぽんずぼんのレビュー・感想・評価

骨なし灯籠(2023年製作の映画)
3.4
試写会にて観賞。

熊本県山鹿市を舞台に人々の再生を描いてゆく話。
山鹿の伝統である灯籠がベースになっているため、実際に行ってみて文化や風景を肌で感じたくなる。
正直見る前は殆ど知らなかったが、山鹿の街並みや人の優しさ、生き物等を映像で見られて良かった。
オランダのご夫婦が現地で観賞後に撮影地へ訪れたそうで、他国の方が来られるのも納得できる一作。

ただ展開がゆったりしていて途中は退屈さがある。
主人公の気持ちに近い感情を持てる方に勧めたい。

「向いてると思うけどなぁ。灯籠の仕事。」