とらキチ

SFソードキルのとらキチのレビュー・感想・評価

SFソードキル(1984年製作の映画)
3.5
400年前のサムライが氷漬けの状態で発見され、現代のLAで蘇生されるという、キャ○テン・ア○リカもビックリな設定。しかし藤岡弘、の圧倒的な画ヂカラのお陰で結構観れてしまう不思議な作品。
サムライとしての所作、芝居がほとんど藤岡弘、自身そのものであり、現場では藤岡弘、にほとんどオマカセであっただろう事が見てとれる。全体的に藤岡弘、へのリスペクトが画面から伝わってくるのだ。
キャノン・フィルムズに対抗したエンパイア・ピクチャーズ製作なだけに、バッサバッサと切断するし、血もドバドバ。藤岡弘、を蘇生させた医師の手の平返しのクソっぷりもイイ。ここら辺が一流のB級映画としては重要なところ。そして何よりも良かったのが、藤岡弘、に寄り添う女性記者(アメリカ人)と400年前の藤岡弘、の奥さん役の人(日本人)がキレイでカワイイ事!コレが一番大事!
大昔、特捜最前線を見た時に感じていた藤岡弘、の妙なワールドワイド感を実感することができました!
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