このレビューはネタバレを含みます
ついに…人生初の洋ホラー映画。(Disney版ホーンテッドマンション除く)
Kubrick監督こそのカメラワークというのか、演出がすごい好き。三輪車でカーペットと床を通る音が、bgmのように聞こえてきたり。全体的に無機物的だったり。男の子の目線でホテル内をぐるぐるするだけで、不気味さが増していったり。
金字塔であるが故に、有名シーンやSNSで切り取られるシーンが多々あれど、風呂場の不気味な女性は初めてで、びっくり&怖くて、今まで見たこと無かった人間(私)が想像するザ・ホラー映画だった。
フラッシュバックのように映る双子たちも、想像以上に登場は少なかったが、事情を知ると恐怖よりも哀しみが勝ってしまう。(現実で会ったら発狂する)
黒人のおじさん…優しい人だった…彼あってこその脱出だったんだな。
ホラーというよりはサイコホラー的で、舞台が固定されているからこそ、分かりやすく、主人公たちとともに恐さも増していく。
どこまでが、建物の記憶、怪奇なのか、現実なのか。境界が曖昧になっていくのが怖い。
考察や感想読んで、改めて2回目観てみよう。