Kin

シャイニングのKinのネタバレレビュー・内容・結末

シャイニング(1980年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【勝手に家系ホラー映画祭りvol.9】
日本初公開時から何度目かの鑑賞。全てのバージョン観たと思う。今回久々の鑑賞。やはり感想は変わらずで好きじゃない。キャリーの日本初版ハードカバーからのスティーブン・キングファンなので原作シャイニングの日本発売時も、面白すぎで読むのやめられなくてノンストップで読了。そんなで期待し過ぎて観たから初鑑賞時のショックと言ったら、もう…。あっ、また若かりし頃の思い出語っちゃった。
なのでシャイニングはテレビのキング版の方が何百倍好きです。泣けるし…。
なんせ善良さのかけらもなさそうなジャック・ニコンソンの演技。原作ではもっと善良で父親としての自分とホテルの霊たちとの間で葛藤するんだけど、映画では最初の面接から偉そうで狂ってる。だからオーバールックホテルに蝕まれていく感じが皆無。映像はみなさま絶賛してるので、そんなだと思います。が、ストーリーや情感が一切ありません。ただジャック・ニコルソンの性悪演技にだんだんコメディー観てる気持ちになってくる。そして極め付けは迷路の中で凍りついた顔、志村けんとかのコントかと思う。さらに使い古された陳腐なラスト。今回観ても、やはり面白くなかった。
更に撮影裏話知った後ではシェリー・デュバルが不憫で不憫で…。最近復活されたようで何よりです。
ってことでこの映画については今だに否定的ですが、また北米版Blu-rayで検証しなくちゃね。

キューブリックファンの皆様には申し訳ない。下世話な話になりますが、血の洪水シーンは映画HOUSEからの頂き物…??😆

家系ホラー祭り鑑賞予定作品
回転1961→たたり1963→怪奇な恋の物語1968→ヘルハウス1973→家1976→ハウス1977→ 悪魔の棲む家1979→チェンジリング1980→シャイニング1980→ポルターガイスト1982→ ここから先はよくわからない、誰か教えてね。
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