松原慶太

ガメラ 大怪獣空中決戦の松原慶太のレビュー・感想・評価

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)
2.9
いわゆる「平成ガメラ」というのを初めて観た。

脚本の伊藤和典氏は、押井守「劇場版パトレイバー」シリーズや「攻殻機動隊」のヒトで、導入部のサスペンスとか、自衛隊が介入するさいのリアリティ描写などが上手い。のちの「シンゴジラ」に通ずるものがある。

特撮は、当時としてかなり頑張った感あり。リアルタイムで見ればもっと興奮したろうなあ。福岡ドームとか、石油コンビナートなどの見せ場もいろいろある。折れた東京タワーにギャオスが降り立つシーンは名場面。

ただ人間ドラマ部の画作りがショボイというかTV的なので、いまいちノレない。中山忍ってこんなにキレイだったっけ。中山忍をボーッと眺めるだけで1時間半たってしまった。
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