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思い出の夏のkeinoshinのレビュー・感想・評価

思い出の夏(2001年製作の映画)
3.0
撮影されたのも作品の時代設定も2000年前後のはずなのに、主人公の住む家の感じとか文化(村に映画館がないから役所から配給がくる。しかもそれが2年半ぶりとか)が1960年代の日本みたいで、中国の都市部と農村部の格差ってすごいんだなっていうのを思い知った。

侯孝賢の『川の流れに草は青青』みたいなノスタルジックな感じを期待してDVDをレンタルしたものの、いまいち入りきれずに不完全燃焼に終わった感じ。助監督のリウが何故ショーシェンにあそこまで入れ込んだのかも謎だった。

ストーリー自体に特筆するところはないけど、ロケ地になった村の広大かつ長閑な景色は都会に疲れた人には魅力的かも。
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