Gierck

恐怖の背景のGierckのレビュー・感想・評価

恐怖の背景(1943年製作の映画)
4.8
ラオール・ウォルシュ監督、トニー・ゴーディオ撮影。
シドニー・グリーンストリート、ピーター・ローレ、ターハン・ベイと脇役だいぶ濃い目で、主役のジョージ・ラフトが一番存在感がないのであるが、どこに転んでいくのが分からない本映画にはそれがまたちょうど良いようにも思える。
まるでフリッツ・ラングのようなタイトな映像が、ウォルシュ特有のテンポの良い映像の連続で連なっており、ぐいぐいと映画の世界に引き込まれる。
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