真魚八重子

お母さんが一緒の真魚八重子のネタバレレビュー・内容・結末

お母さんが一緒(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

女親と娘の確執が描きこまれている。これでも多少薄めてあるか、詳細を削っている印象を受ける。本当だったらもっと具体的な憎悪がちらついてもよさそうなのに、曖昧になっているので。
母親に「勉強しなさい、良い大学に入りなさい」と言われてきた長女が、いざ高学歴でキャリアウーマンになって婚期を逃すと、「子どもの顔が見たかった」と今更取り返しのつかないことを言われる。
次女と母の関係はわからない。三女は母と同居しているから、日々毒電波を浴びてるはずなのに、健やかで優しい子。

松竹ドラマの王道を撮らなければいけない映画なので、男性監督がコミカルに撮っているのが、大衆化して良かったかと。橋口さんも心配だったけど、映画は普通できちんと家族ドラマになっていた。
真魚八重子

真魚八重子