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シン・ゴジラ:オルソのSankawa7のレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ:オルソ(2023年製作の映画)
4.5
Amazon Prime Video 配信ありがとうございます

控えめに言ってサイコーだった‼️
現代舞台だからこそ感じたゴジラの普遍性⋆͛🦖⋆͛

ゴジラ-1.0/C
に続きシン・ゴジラのモノクロ版

orthochromatic正色性
なんと小洒落たタイトル
モノクロ彩色を表現する形容詞らしい

最初にシン・ゴジラを見た時に感じた、震災オマージュ感、エヴァンゲリオン感が一掃されるレベルでゴジラ映画してた

政治家たちの顔、カラーだと有名俳優さんが多いのでそちらに引きずられるが、モノクロだと顔がはっきり見えず、セリフが際立つので政治家っぽい感じがいっそう強くでる

そのため。長谷川博己、竹野内豊、松尾諭の雰囲気が際立った

同様に対策チーム官僚役の市川実和子、高橋一生、津田寛治も際立った

それにしても塚本晋也さんの役はモノクロに映えた✨サイコー

そして、キワモノに見えた大統領特使🇺🇸カヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)すら何故か違和感消えてた

モノクロになることにより有名俳優達が完全にゴジラ世界の住人になる魔術、現代を舞台にしてるからこそ尚更だった

そして、最初見た時はエヴァンゲリオンの使徒やんか‼️と思ったゴジラは完全にゴジラだった。

こうも違うものに見えるとは。ポスターの時点で既にモノクロゴジラ感が出てるが画面で見ると変態前も含め違和感全くなしに驚いた

平成ゴジラは自衛隊とのコラボ感が強く、自衛隊のプロパガンダ性も強いがその要素も色濃く感じると共に、無人攻撃機を持たない日本が、無人列車に特攻させるシーンは日本人としての妙なカタルシスを覚えた。
そのシーンのBGMのはゴジラ映画定番のやつだし

長谷川博己と竹野内豊↪︎石原さとみとのラストシーンも全く違った印象だった

残念だった点
SNSの書き込み画面をモノクロで見るのはさすがに違和感、元々モノクロ前提なら違ったかもだけど
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