シン・ゴジラ：オルソのIdeonのレビュー・感想・評価

　モノクロ版ということで再鑑賞。まぁ、面白さが変わらないのは当たり前だが、やはり、カラーが前提で撮られているので、影が濃すぎて、登場人物が誰だか分かりづらいシーンが多い。改めて見ると、ゴジラが暴れているシーン以外は会話だらけで異常に台詞が多い異形の映画だと思う。主人公の矢口が終盤で「政治家の責任の取り方は進退を示すことだ」ときっぱりと言うが、最近の政治家は本当にこのシーンを見て猛省してほしいと思った。