放蕩とは、思うままに振る舞うこと。
酒や女遊びにふけること。
ドワイヨン特集3本目。
これが一番重く、ラストにかけてさらに重さは加速していく。
モヤモヤに立ち向かってこその、その先に見える晴れやか…
2023.04.15
ドワイヨン映画の中でも特にベルイマン臭濃厚かしら。嫌に面倒な映画だが、ゴイエとの仕事や「ラ・ピラート」の前にこれを挟むことでドワイヨンもまたポスト68年の作家であることがよく分…
父と娘のぶつかり合い。お皿で父親をぶん殴ろうとも、父親と物理的に腹を突き合わせようとも、美しさに翳りのないジェーンバーキン。彼女と同じような青いストライプのシャツに色の濃い細身のジーンズを合わせて着…
>>続きを読む同じカメラマンが撮ってるのかと思うくらい前半と後半で撮り方が変わっている。
マイクの性能か位置か分からんけど、ずっと囁くような声。前半は緩いサイズが多いが、後半は照明とともにバキバキになる。おそらく…
正にエレクトラ・コンプレックスとでも言うかのような、父親に対する娘の愛欲。
臭いものに蓋をするかの如く、少女時代からその感情に蓋して圧し続けた結果、身体だけは大人になった彼女の内面の中で長年等閑にさ…
妻でもあるジェーン・バーキンが全身使って好き放題「女優」している姿も、名優ミシェル・ピコリの抑えた芝居も、すべてはジャック・ドワイヨンが作り出した箱庭での出来事で、その二人の肉体のぶつかり合い(役者…
>>続きを読む愛人のやってるテニスで空間みつめてるだけの抜け殻ピコリ。妻は早々に退席。夢から覚めて壁には"大人の女になる"ってわざわざスローガン掲げるバーキン。代替夫もやっぱり無理で排除して。傾いた2人だけの家の…
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