はんそく負け

女囚さそり 第41雑居房のはんそく負けのネタバレレビュー・内容・結末

女囚さそり 第41雑居房(1972年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

今回のさそりこと松島ナミは傍観者。ほとんどはナミと一緒に脱獄した6人の物語。一人一人を細かく描いてみせます。エキセントリックな色使いの演出もおどろおどろしくて秀逸!前作と同様、またナミのセリフの少ないこと少ないこと。主人公なのにほんの二言程度。それでもナミの存在感が凄いのは、梶芽衣子の技量の賜物ですね!また前作から引き続き、さそりルックも健在。しっかりと復讐を遂げてくれて、スカッとしました!ラスト、囚人服の女囚達が東京の大通りを大勢で駆け抜けるシーンのインパクトには打ちのめされた。あんなシーン、どうやったら思いつくのか?撮影も大変だったろうなぁ。
続編として勢いも衰えていない。違った角度から女囚物を描いた本作、オススメです!