セルゲイ・エイゼンシュテイン監督がメキシコの歴史をその天才的な表現力で作品化しきるはずだった未完の大作。大部分の撮影は終えたものの製作側との訣別により制作は中止。美しい情景と格調の高い構図が終始印象…
>>続きを読む市原湖畔美術館で開催されている、「メヒコの衝撃」展に触発されて、そういえばまだ見ていなかったと思い出し鑑賞しました。
エイゼンシュタイン監督が残したフィルムを編集して作成された映画でしたが、闘牛と…
記録(セルゲイ・M・エイゼンシュテイン監督作品。未完成のものを後から編集したもの。色彩・事物が熱を帯びておりエイゼンシュテインらしいフィルム。ゴダールもコラージュしたよ。ジャケットが『アンダルシアの…
>>続きを読むエイゼンシュテイン未完の大作。彼が撮影クルーと共に撮り貯めたフィルムを、後に編集して1本の作品にしたもの。メキシコ先住民の蜂起と文化の紹介映画。非職業俳優を使って撮ったらしきドラマ部品もなかなか面白…
>>続きを読むエイゼンシュテインの未完作品を数十年後に当時の助監督が編集。
ドキュメンタリーの体裁だけど明らかに演技されてもいて、ハッとする構図が時々「どうじゃ!」って感じで挿しはさまれる。
ハンサムな闘牛士の…
ところどころ強烈なショットがあるけど、やっぱり処刑とエピローグがズバ抜けてる。助監の編集の出来が果たして良いのか悪いのかがよくわからず。途中入る「びよよ〜ん」っていうサウンドがとにかく気持ち悪い。3…
>>続きを読む闘牛のシーンがよかった。
入沢康夫の「牛を殺すこと」という詩を思い出す。『炎628』でも牛が殺されていたが、動物が死ぬ映像というのはやはりスペクタクル。
吉田喜重も70年代後半からメキシコに5年ほど…