香

昭和残侠伝 吼えろ唐獅子の香のレビュー・感想・評価

昭和残侠伝 吼えろ唐獅子(1971年製作の映画)
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一宿一飯(いっしゅくいっぱん)の恩義
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意 味;旅の途中、一晩泊めてもらったり、食事を恵んでもらったりして、他人の世話になること。
解 説;【故事】 むかし、博徒の世界では一度でも他人の世話になったことを一生の恩義とする風潮があった。転じて、ちょっとした恩義でも忘れないようにとの戒めの意味に使う。
[四字熟語データバンク;http://www.sanabo.com/words/]
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手拭い
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噺家の手拭は、高座で使われるほか、各自の配り物、名刺代わりの挨拶状としてもつかわれる。以前は、噺家、芸人が地方巡業をしている時に、土地の顔役に熨斗紙のついた手拭を持って挨拶に行くと、それだけで一宿一飯の恩義にありつけたと言うぐらい、手拭に値打ちを持たせた時代もあった。
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手拭い1本あればその土地土地の親分を訪ね、一宿一飯の恩をこうむり、草鞋銭(わらじせん)を得て旅行することができたという。
[wikipedia]
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一宿一飯の恩義は、ケンカの助っ人を頼まれても断りきれず、命をかけるはめになることもある。
夕食は一汁一菜(焼き魚)、飯は二杯。残った魚の骨を懐紙にはさんで懐にしまい、空になった皿の上に汁椀と飯茶碗を重ね、奥に向って「ごちそうさまでした」とあいさつする。
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草鞋をぬぐ
赤い着物(=牢獄)、白い着物(=棺おけ)
香