あしからず

昭和残侠伝 吼えろ唐獅子のあしからずのレビュー・感想・評価

昭和残侠伝 吼えろ唐獅子(1971年製作の映画)
3.1
あっちを立てればこっちが立たぬ。
任侠映画とはなんと複雑なものなのか。義理堅さは時に諸刃の剣みたいで任侠映画に慣れてない身としてはもうすこし柔軟にすればあの人は助かったのでは?と思ってしまうけど健さんは不器用だから仕方ないのですね。板挟みの辛さは中間管理職の人なら分かるはず。一匹狼の渋さは極まっていてどちゃカッコいい。
着物を脱ぎ唐獅子の刺青が登場するところはテンションがあがった。
クライマックスの殴りこみも見応え抜群。
高倉健さん始め池部良や松方弘樹、鶴田浩二などふだん観てる映画では出会えない役者さんたちをみれて新鮮。

任侠映画の主役格は眉毛が太くて濃い人じゃないとだめなのかしら
新世界東映初めて行ったけどとにかくお客さんが自由だしアパートの宣伝がすごいし楽しい…
あしからず

あしからず