pauh

フロム・ダスク・ティル・ドーンのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

始め極悪犯兄弟と人質家族のクライム系ストーリーかと思いきや、途中から方向性がまるっきり180度変わり、美女が吸血鬼に変わった瞬間は一瞬置いていかれる程衝撃的でした!
前半のタランティーノ弟のイカレっぷりが凄まじく、モーテルでのサブリミナル死体演出での狂気の表し方や急にキレたりすぐ殺したりなど完全にアブナイ奴がぴったりハマっていて良い意味で気持ち悪かったです。
ただ女の自分でも息を飲むようなセクシーダンス美女がモンスターに変身した瞬間、え?そういう映画??と圧倒される程ジャンルが真反対に変わり、そこからのド派手なアクションも迫力がありそれはそれで楽しめました。
股間リボルバーでは思わず吹き出してしまったりと、所々おや?と思う部分はあったものの、吸血鬼アクションになってからはぶっ飛び具合でもはやコメディにも化していて、ある意味なんでもありな展開が面白かったです。
特撮自体も割と見応えがあり、吸血鬼達の死亡シーンは勿論、ハーヴェイ・カイテル(変身後)の半分頭や貫通コッキングなど何かと爆発するのも迫力があって良かったです。
頭を空っぽにして楽しめる、なんだか二度美味しい作品でした!
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