YasuhitoArai

テルレスの青春のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

テルレスの青春(1966年製作の映画)
4.1
フォルカー・シュレンドルフ長編初監督作品。
製作:ルイ・マル。
少年テルレスは寄宿学校に入学する。寄宿学校で同級生バジーニが金を盗み、そのことにより虐められるようになるが・・・という話。

寄宿学校での閉鎖的な空間でのいじめを描く。いじめはサド的で、どんどん酷くなる。ホモ的な要素も感じさせる。いじめがナチスのユダヤ人虐殺を連想させる。

寄宿学校内の描写が良かった。
テルレス自身は哲学的に思考し、いじめを見ている存在。
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