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テルレスの青春のnagaoshanのレビュー・感想・評価

テルレスの青春(1966年製作の映画)
3.6
フォルカー・シュレンドルフ監督作品!

ドイツ映画特集③

劇場処女作らしいですが、シュレンドルフらしいニュージャーマンシネマらしい、というのか変わったアプローチの作品でした(^^)

テルレスが母親に見送られて男子寄宿学校に戻る所から始まり、盗みを働いた生徒と盗まれた生徒たちのいじめを巡る展開。

いじめの行為の描写が独自で、しかもテルレスも騒動に巻き込まれるが、どちらにも組みせず超達観的に観察しているようでそれはそれで恐ろしい。

当時これほど攻めたBLを描いているのもドイツ映画的なのか?

催眠術と逆さ吊り…

ラストのテルレスの母親との再会での微笑みと解放感…

良か映画!
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